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デザインが分からない

「分かりました!」が口癖の僕。実はあまりよく分かっていないことが多いが、「分かりません」と言うよりも「分かりました!」の方が忖度しているし、よかれと思って「分かりました!」を連発してきた。しかし、僕の考えや気持ちを本当に理解しよう、共感してやろうという相手に対して中途半端な「分かりました」はそんな相手の誠意を踏みにじる結果になるんだ。僕のことを親身に思ってくれる人ほど「スギノさん、ほんとは分かってないですよね?」と言ってくださる。さすがにこの状況で無神経に相手の誠意を踏みにじり「分かりました」とは言えず、「すいません」が口からこぼ出る。これは絶対にやっちゃいけないこと。マラソンで汗いっぱい出しているランナーに向かって「頑張って!」と言うのと同じ。明らかに道端で応援している人よりもランナーの方が頑張っているのだから。

さて、デザインの仕事を始めて32年。株式会社アクトを設立してれ2019年で設立26年目(第26期)を迎え、僕はかなりのデザインに時間を割いてきた。55歳のおっさんが32年間、仕事としてデザインに関わってきたのだ。でも、未だにデザインがよく分からない。むしろ、年々その答は川の流れに翻弄される笹船のように下流へと流れ去っていくような感覚。この状況、やればやほど分からない状況なのだから、ジタバタしてもしょうがないと諦めることもできなくはないが、いやいや、デザインを仕事にしてお客様から代価を頂戴している人間としては、ちょっと情けなくないですか?と心の天使が囁きます。確かにそれはかなり的を得ている助言。

でもね、今回のホームページのテーマは「攻める」なんですよ。「責める」じゃなくて…。だから、「徹底的にデザインに32年間、誠実に取り組んできましたから、何でもデザインのことなら分かりますよ!」と自分に対して「守る」ことはしたくないのです。外側へも攻めるだったら、内側へも攻めなければ。だから、リニューアル冒頭の記事に早々に告白しているというわけ。

しかし、ただ、僕も32年間モヤモヤしてたわけじゃない。「これがもしかしてデザインの真髄じゃないかな?」とか、「おおっと、これこそがデザインを自由に操っている感覚じゃない!?」などと勘違いを繰り返してきた結果、何万パターンの失敗事例がこの身体に残っているわけですよ。だって、成功事例からは何も学べないじゃないですか!だから、僕は「永遠の銀メダリスト」でいたい。だって、「悔しさ」と「貧困」は大きければ大きいほど巨大で無敵なモチベーションになるでしょ。

だから、まだ、デザインなど分からなくてもいいんです。それはどこかこの地球上に、そう、エベレストのように確実にそびえ立っていて実在しているが、僕の視野には存在しない、憧れの存在でいいのです。それが長く続くことが良い仕事をするためにとても有効だと分かっているんだから。

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